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ダンボールが無い時代の梱包-2

"梱包"は比較的遠距離の場所に、運送業者などを利用して荷物を運搬する際に振動などで中身が傷んでしまわないように厳重に包むという意味合いの強いもので、包装が比較的薄い紙類を使うのに対して、梱包はダンボールやプラスチック、木箱などが使われています。

このように今日では梱包資材もさまざまな物から選ぶことができますが、戦後になってダンボールが普及するようになるまでには、ものを目的地まで送り届ける過程でさまざまな苦労があったことが想像されます。

輸送の長い歴史においては、"動物の皮"や"竹の筒"、"麻布"、"藁"、"紐・縄"、"樽"、"桶"、"俵"、"木箱"などが梱包用資材として使われてきたようです。

"麻布"は非常に歴史が古く、紀元前10000年のエジプトではすでにものを包むものとして使われていたという記録が残っていますし、紀元前4000年の中国でも梱包用として使われていることから、日本でも稲作の始まった縄文時代あたりから藁で編んだむしろや麻布に包んでものが運ばれていたと考えられています。

また森林資源に恵まれていた日本では、平安時代には木材を使った"桶"が輸送にも用いられるようになり、その後鎌倉時代になるとフタのある"樽"や"木箱"が利用されるようになりました。

現在では各分野のメーカーによって作られた製品や農作物、水産物などは倉庫や貯蔵庫などに保管され、必要に応じて必要な箱数だけ出荷されることができるようになり出荷管理や販売管理、さらには経営管理の質までも向上しましたが、ここでもダンボールは大きく貢献しています。

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