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"強化ダンボール"が無い時代

"強化ダンボール"が無い時代には、輸出用の梱包材やパレットはすべて木製のものが使われていました。

梱包材には密閉タイプの木箱と、すかしタイプの木枠梱包とがあり、密閉タイプの木箱は外から内部の製品の状態を確認することはできませんが、輸送中の外部からの衝撃による破損を防ぐことができるため、重量物だけでなく高額の精密機器などの梱包にも適しています。

一方、木枠梱包は縦横数ヶ所に木枠を取り付けた梱包方法で、JIS表示では"すかし木箱"とか"すかし箱"という名称で記載されていますが、これを"クレート梱包"と呼ぶ場合もあります。

この梱包は、通常のダンボールやパレット梱包では対応できない重量物で主に国内向けによく使われるタイプで、中の製品が見えてしまうという欠点はありますが密閉タイプに比べると安いので、経費を抑えたい場合や、局所的な保護だけで充分な場合、防水の必要がない場合によく使われています。

また輸出用の木製パレットとして開発されたものに、"圧縮木材成形パレット"というのがあります。

これは間伐材や廃材をチップにして熱と樹脂で固め、さらに厚みを1/4程度に圧縮したもので、木材に関する輸入規制を統一させた"国際基準№15"に準拠していることからEUやアメリカ、中国、オーストラリア、ニュージーランド、インドなど世界の殆どの国での使用が可能で、水分含有率が低いことからカビにも強く、低コストで害虫や白アリにも強いという多くのメリットを持っています。

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