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木箱と強化ダンボールとの比較

では最後に、"強化ダンボール"を木箱と比較した際のメリットを分かりやすくまとめてみることにしましょう。

まず最も優れているのは、"耐圧強度・耐衝撃強度の高さ"で、ダンボールでありながら一般のダンボールの約10倍の耐圧強度があるので、高い積み上げも可能で、倉庫を効率よく使うことができますし、軽量であるにもかかわらず耐衝撃強度は木箱以上のものをもっています。

積みあげ作業においても木箱であれば1㎡あたり約9kgあるためにかなりの労力が必要となることが予測されますが、強化ダンボールの重量は2.2kg程度と1/3~1/4にまで軽くなるために作業効率も高まり、人件費を削減させたり、さらには運送にかかる費用も削減することもできます。

また価格は木箱の約8割程度ですが、防水性や緩衝性に優れているために箱の中に入れる緩衝材や商品を包装するための防水フィルムや防水紙を省くこともできることから梱包にかかる費用全般を削減させることができます。

さらに、"防錆性"にも優れています。

木材は伐採された直後には水分を40~200%含んでいますが、自然乾燥させることによってほぼ30%に落ち着きます。そしてホームセンターなどで販売されるものはこの水分含有率をさらに下げて15%程度にしてありますが、輸送用の木箱では20~30%の水分を含んでいます。

そのために金属の場合には錆が発生することも多く、木箱での輸送の際には製品に防錆油を塗るようですが、強化ダンボールの場合は水分含有量も8~9%とかなり低く、その上原料のパルプもPHが中性に近いために錆の心配は殆どありません。

他にも、組み立てが簡単であったり、梱包にかかる時間を短縮できたり、作業中のケガも少なくて済むというメリットもあります。

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